最近よくブログに車中泊の話を書いていますが、17年前はキャンピングカーに乗っていました。リー・エキスポートというビルダーが作っていた「アウトドア・ジュニア」というキャブコンです。
2006年5月24日には、日経BPの「デジタルアリーナ」というメディアで「キャンピングカーでいく日本全国ワンセグの旅」という連載が始まり、日本全国を駆け巡りました。そのときのコンセプトは「モバイルオフィス」。「車ごと移動すれば、仕事しながら旅行が楽しめる!」と思い、そんなことも記事に書いていましたが、当時はあまり共感されなかったことを今も悔しく思い出します。あれから17年経った今、多くの人が同じことを感じ、車中泊を楽しんでいます。今ならわかってもらえたかしら。
アウトドア・ジュニアの車内の様子です。なんと、トイレもシャワーもオーブンレンジもついていました。電力は発電機でまかなっていました。今でこそさほど珍しくはないけれど、当時は画期的だったんですよ。
できればずっとこの車に乗っていたかったのですが、ビルダーである李さんが急逝されたので、泣く泣く手放しました。当時の技術でここまで作りあげた李さんですから、もし今生きていたら、きっとすごいキャンピングカーを作ったんだろうな。見てみたかったな。
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