走行充電とソーラー充電で完全オフグリッドは実現可能か?

レビュー&コラム

秋葉です。6月に3週間ほどバンワークをしてきました。移動式事務所には1440whのEcoflowポータブル電源を搭載しているので、パソコンを使って仕事することができます。ただ室内灯や扇風機、冷蔵庫なども使っているので、定期的に充電する必要があります。もちろん走行充電してはいますが、それだけでは十分ではありません。

そこで、2〜3日に1回は電源付きのRVパークやオートキャプ場などでポータブル電源を充電することにしましたが、これがけっこう面倒です。充電できるRVパークやオートキャンプ場を探し、予約して、その場所まで移動しなければなりません。近くに見つかればよいですが、見つからないときには死活問題。そこで、停車中に簡単に充電できるようにソーラーパネルを導入しました。

購入したのはEcoFlow 220W両面受光型のソーラーパネルです。なぜこれを選んだかというと、使っているポータブル電源EcoFlow River Proのソーラーパネル入力が200Wだったから。これより出力が大きなソーラーパネルを買っても意味がありませんし、出力が小さいソーラーパネルでは十分に充電できない可能性があります。

購入したソーラーパネルを、まずハイエースの屋根に設置して試してみることにしました。その結果、晴れていれば170〜180W程度の入力があることがわかりました。これなら、停車中でもポータブル電源に充電できます。

もちろん充電するにはそれなりの時間も必要になりますし、曇りなどでは出力も落ちてしまいますが、停車中にソーラーパネルで充電するようになったおかげで、RVパークやオートキャンプ場に行く頻度を減らすことができました。具体的には、これまで2〜3日に1度だったのが、3〜4日に1度で済むようになったんです。

理想をいえば、走行充電とソーラー充電だけで満充電したいところ。そうすればオフグリッドが実現可能になります。今はまだそこまでできていませんが、工夫次第で充電までの期間をもっと延ばすことができるかもしれません。

そんなことを考えていると、ワクワクしてきました。いろいろ手を入れて使い勝手をよくしていくというところも含めて、これからもバンワークを楽しんでいきたいと思います。

秋葉 けんた

秋葉 けんた

IT系のライティングを担当。 書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。●これまでの主な仕事 PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。●連絡先 メール:kenta@office-mica.com

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