オニヤンマの模型が虫除けに効果大!という話が
取り上げられるようになったのはここ2、3年のことでしょうか。
コロナ禍でキャンプを楽しむ人が増えたこともあって
一時期はAmazonでもオニヤンマグッズが売り切れるほどでした。
山登りをする人や、ゴルフを楽しむ人にも人気のようですね。
オニヤンマは、日本で最も大きなトンボとして知られています。
そして、昆虫の中ではかなり強いらしく
スズメバチとは永遠のライバル関係にあるのだとか。
(Eテレの「昆虫すごいぜ」でそんな話がありました)
それぐらい強いトンボなので捕食されてしまうような昆虫さんたちは
オニヤンマを見かけると逃げてしまう=虫除けになる、ということなのですね。
我が家の小さな庭にも時々ハチさんがやってくるんですが
これから分蜂(巣別れ)の時期を迎えるにあたり
どうかうちには巣を作らないでほしいという気持ちもあって
オニヤンマくんを設置することになりました。
ついでに、庭仕事をするときの虫にさされが
少しでも減ってくれればいいなと思います。
ということで、さっそく作りますよ。
用意したものは、次の通り。
・わりばし
・クリアファイル
・オニヤンマの羽の模様を印刷したもの
・アクリル絵の具、油性ペン
・ビーズ
・針金
・グルーガン
・テグス
わりばしは、半分に割って、さらに長さを半分にします。
これが胴体になるので、4つ作れるということになります。
4つも作ってどうするんだ、という感じですが(笑)
1つ作るのも4つ作るのも手間は変わりませんからね。
次に、アクリル絵の具でわりばしを黒く塗っておきます。
乾いたら黄色の絵の具で縞模様を描きます。
絵の具が乾くのを待っている間に
クリアファイルに羽の模様を印刷した紙をはさんでトレースします。
この作業がいちばん時間かかったかも。
わたしは、羽っぽく見えたらいいだろうと思っていたのに
相方が「できるだけ細かく、リアルに」と注文をつけるので
仰せの通りに仕上げるのがたいへんでした。
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そのあと、はさみで切りだしたら
あとで胴体と接合するために羽の付け根のあたりに穴をあけておきます。
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ここまで来ればあとは組み立てるだけです。
ビーズに針金を通して胴体にまきつける。
羽をグルーガンでいったん留めて、
そのあと針金を通して胴体にまきつける。
針金のはしっこは、ちょうどオニヤンマの足になりました。
あとは、つるせるようにテグスをかけておしまい。
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さっそくお庭に置いて、相方が様子を見ていると、
チョウチョさんがオニヤンマくんの姿を認めて
Uターンしていくのが見えたそうです。
どうやら効果はありそうなので
しばらくはオニヤンマくんカルテットに
お庭の警備を任せようと思います。
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