九州で「天ぷら」と言えば
さつま揚げのような練り物のことを言うそうです。
うどん屋さんで「天ぷらうどん」を注文すると
さつま揚げが乗っているんですって。
江戸前の天ぷらをイメージしていたらびっくりするかも。
さて、今回いただいたのはおび天本舗さんの天ぷらです。
練り物はおでんの具材として大活躍するものですが
おつまみとしてもいいですよねぇ。
せっかくなので、そのままの味を楽しもうと
軽く炙っていただくことにしました。
ひとくち食べてみて驚いたのがそのやわらかさ!
今まで食べてきたさつま揚げと全然違う!
なんだこれは、と思っていたら
すり身だけではなくお豆腐が入っているのだそうです。
だからこんなにやわらかいんですね。
黒砂糖の甘みがあるのも九州らしさを感じます。
おかげでお箸もお酒も進みます(笑)
(ここはやっぱり焼酎を合わせないとね)
それと、厚焼きたまごもいただきました。
こちらも一般的な「卵焼き」のイメージとは
見た目も味もちょっと違いました。
いわゆる卵焼きにある「層」がなくて
お箸を入れると弾力を感じます。
そして、その味は、天ぷら同様に甘くて
まるでプリンのようです。
うん、これは、おやつですね(笑)
わたしは冷たいまま全部食べてしまいましたが
温めて食べれば甘い茶碗蒸しっぽくなるかも。
これまでのさつま揚げの概念を覆すような「おび天」。
ちょっとクセになりそうです。
■元祖おび天本舗
https://www.obiten.co.jp/
コメント