ChatGPTはライターの代わりになる?

スタッフコラム

テキストを作成するAIサービス「ChatGPT」、流行ってますよね。急に利用者が増えたせいか、トライしてもなかなかうまくいかない(落ちてしまう)人が増えているとか。

ChatGPTは対話型サービスなので、チャット感覚で質問すれば答えます。難しい操作が不要なのも、この人気の秘密なのかもしれませんね。

たとえば「より良い哲学対話をするにはどうすればよいでしょうか」と質問すると、こんな答えが返ってきます。

素晴らしい回答です!人間が考えても、なかなかこんなふうには答えられません。もうライターは必要ないのかも…?なんて思ってしまいますね。

でも、現実にはなかなかそこまではいかないようです。ChatGPTはインターネットから情報を拾ってくるので、ときには嘘が混じったテキストが完成してしまうことも。そのテキストを鵜呑みにしてどこかのメディアに載せてしまったら最後、メディアの信頼性も落ちてしまいます。

これが本当なのか、嘘なのか。今のところ、その判断は人間に委ねられています。ある意味、そこが人間の最後の砦になるのかも? 今後どうなっていくのか、楽しみですね。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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