【人生100年の羅針盤】防災に役立つ情報ツール

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井上です。日経新聞「人生100年の羅針盤」内「デジタルレスキュー」というコーナー執筆を担当しています。

今回のテーマは「防災に役立つ情報ツール」。日本は災害大国です。地震や台風などが起きたと想定し、いざというときに慌てないように日頃から準備しておく必要があります。

実際、避難所に行けばある程度の設備は用意されていますし、必要な情報は得られるようになっています。しかし最近は「自宅避難」も奨励されています。自宅で避難せざるを得ない場合、どうやって必要な情報を入手すればよいでしょうか。

こんなときに頼りになるのが、情報ルートであるスマートフォンです。とはいえ、停電でバッテリーがなくなっていたら何の役にも立ちません。自力でバッテリーを確保するには、モバイルバッテリーやポータブルバッテリーが必要です。

記事では、ポータブル電源メーカーのEcoFlowさんにお話を伺い、各家庭にあったポータブル電源および容量の選び方を解説してます。

たとえば我が家は2人家族なので、3日間停電した場合、630Whほどの電力が必要になります(スマホを充電し、ポットでお湯を沸かし、夜は照明を使う場合)。夏や冬などの季節対応を考えると、さらに1000〜3000Whあると安心とのことでした。

ただ多いほうが安心とはいえ、予算の問題もあります。最低限どれぐらい用意しておきたいかを考え、家族と話し合っておく必要がありそうです。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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