秋葉です。今回はChatGPT関連で面白い情報を見つけました。弁証法をChatGPTに実行させてみたというお話です。その記事がこちら。
AIが勝手に議論を深めてくれる弁証法エンジンの構築|深津 貴之 (fladdict)|note
弁証法といえば、以前、東京都知事が語った「アウフヘーベン」という言葉が有名ですね。「アウフヘーベン」とは、ある命題に対して対立関係にある命題とを統合した命題のこと。政治や私達の生活でも弁証法が使われることがあります。
参考記事:小池氏、カタカナ語多用 「アウフヘーベン」「ワイズ・スペンディング」:全国(衆院選2017):東京新聞(TOKYO Web) (tokyo-np.co.jp)
この記事の中で、弁証法をChatGPTで実行させるためのプロンプトも掲載されています。そのプロンプトを見ると、日本語で書いたプログラミングであることが分かります。
個人的に特に参考になったのが、アンチテーゼやジンテーゼを定義している部分とfor文の処理の部分です。この文章は、さまざまな処理にも応用ができるでしょう。
日本語を使ってパソコンが理解しやすい指示を与えれば、必要な出力を得ることができます。今回は「思考」を深めるという役割にChatGPTを利用できることになります。
これまでテクノロジーは、思考を深めるという領域に活躍の場がありませんでした。しかし、そういった領域でもChatGPTなら活躍できるかもしれません。
ChatGPTを使えば、工夫次第でなんでもできそうな気がしてきますね。