秋葉です。5/22発売の日経パソコン第1特集で「AI時代の新ネット検索術」という記事を書きました。
Microsoftの検索サービス「Bing」が、対話型の生成AI「ChatGPT」に対応しました。この特集では、より高度な検索体験を提供する対話型検索の最新動向を解説し、Googleをはじめとしたこれまでのキーワード検索と対話型検索を比較しながら具体的な活用方法を紹介します。
従来のキーワード検索と対話型検索の違いについては、すでにさまざまな媒体で解説されていますが、ざっくりいうと「知りたいことを(工夫して)聞き出す」のがキーワード検索で、「知りたいことを(そのまま)相談する」のが対話型検索。似ているように思えるかもしれませんが、全然違います。
キーワード検索に慣れた人は、知りたいことを調べるときに、自然と頭の中に複数のキーワードを思い浮かべます。たとえば「麻婆豆腐の作り方が知りたい」と思ったら、「麻婆豆腐 レシピ かんたん」のように3つぐらいキーワードを考えて検索窓に入力します。そして表示された検索結果からいくつかの検索結果を選び、タップしてリンク先の情報を確認します。
対話型検索の場合、「麻婆豆腐の作り方が知りたい」と思ったら、そのまま入力します。すると、麻婆豆腐の作り方がその下に表示されます。
このように、キーワード検索と対話型検索には大きな違いがあります。これまでと同じ感覚でネット検索しようとすると、戸惑ってしまうことになるかもしれません。今後、対話型検索はどんどん進化し、検索の主流となっていくでしょう。今のうちに対話型検索のコツを覚えておくとよいと思います。
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