秋葉です。ChatGPTはWebで使うだけでも便利ですが、APIを使うことでアプリやサービスとChatGPTを連携でき、やれることの幅が広がります。たとえば、エディタと連携すれば文章作成を効率化できますし、LINEやSlackと連携させれば、いつでもどこでもChatGPTを使えるようになります。
今回紹介したいのはZapierとの連携について。ZapierはWebサービス同士を連携させることができるサービスで、例えば、Gmailでスターを付けたらSlackにその内容を転送するといったことが簡単にできます。
ZapierでChatGPTを使うようにすると、やれることがさらに広がります。先日、「①Gmailで届いたメールを②ChatGPTで要約して③Slackのチャンネルに投稿する」Zapを作ったので、そのポイントを紹介します(※Gmailで届いたお問い合わせメールをSlackのチャンネルに投稿するZapierがあったので、それにChatGPTを加えただけですが……)。
Zapの編集画面でChatGPTを追加し、「User Message」にメールの本文(Body Plain)を設定。Assistant Instructionsには、「Summarize the following sentences and display them in Japanese」という指示を入れました。これは、「要約を作成して、日本語で表示して」というような指示になります。英語でのメッセージが届くこともあるので、その対策として日本語の翻訳も入れてみました。
これでしばらく運用して調整していこうと思いますが、ChatGPTが面白いのはAssistant InstructionsにChatGPTへの指示が言葉でできること。プロンプトを工夫すれば、もっと様々なことができると思います。例えば、ブログ記事の構成メモをLINEに投げたら、ブログ記事のドラフトをChatGPTが作成し、Wordpressに投稿するということも簡単にできるはずです。
ChatGPTとZapierの組み合わせは可能性が一気に広がります。みなさんも、いろいろ試してみてください。
コメント