店名:神戸赤ふじ
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通2丁目5−10 KOBE Tikビル 2階
電話:078-391-1129
今回の車旅のテーマは「食べたいものを我慢しない」。ネットで目星をつけた美味しい料理は、多少ルートから外れていても優先的に食べに行く。そう心に決めた旅でした。
今回、特に注力したのは「牛」。静岡の「さわやかハンバーグ」と神戸の「神戸牛」、阿蘇の「あか牛」という3種の牛肉を堪能したので、このあと記事で1つずつ紹介していきます。
まずは、神戸の名店「神戸赤ふじ」から。この店で食べたのは、つなぎを使わず、神戸牛を100%使用した究極のハンバーグでした。
まずは、焼く前の姿をどうぞ。ハンバーグの上にある白いものは牛脂です。肉を焼いてから裏返し、牛脂の面も焼くという独特の製法。この脂が甘くてしつこくなく、いい風味を醸し出します。隣に並ぶのは5種の調味料。好みで味を調整することもできますが、まずはそのまま食べてみることをおすすめします。
目の前の鉄板を熱して、板前さんがハンバーグとつけあわせの野菜を焼きます。そのときの様子がこちら。
牛脂はこのとき下面にあり、溶け出しています。この脂を使って野菜を炒めるものだから、とてもよい香りが漂ってきて涎が出そうになります。
ごはんにもこだわりがあり、「せせらぎ清流米」を当日の朝に精米し、釜で炊き上げます。当然めちゃうまで、ハンバーグや野菜炒めと一緒に食べると、どんどん箸が進みます。とはいえ「〆のガーリックライス」も注文してしまったので、ここで満腹になるわけにはいきません。もう少し食べたい気持ちを抑えて箸を置きました。
これがそのガーリックライス。ハンバーグを焼いた鉄板の上で極小サイズのハンバーグを焼き、それを崩してごはんと混ぜながら炒めて作ります。これまためちゃうま! ただしびっくりするほど大量のガーリックが投入されるので、人と会う予定がある人は「ひつまぶし」か「卵かけごはん」をオーダーしたほうがよいでしょう。