すっかり涼しくなってしまいましたが
夏休みレポートにもう少しお付き合いくださいね。
この旅のメイン目的地、明治村にやってきました。
昔の建物ってなんだかかっこいいですよねぇ。
以前テレビで放送していた「名建築で昼食を」という番組を
嬉々として見ていたわたしたちにとっては
ここはワンダーランドです(笑)
その広さは南北に約1.1キロ、東西に620メートル、
面積にして約100万平方メートル。
1丁目から5丁目に区分けされています。
正門から北口までは歩いて20分ほど、とありますが
それは何も見ずにさっさと歩いた場合のハナシ。
実際には4時間ぐらいかかりました(笑)
それでも後半は暑さもあって端折ったんで、
ひとつずつ丁寧に見ていくならもっと時間が必要でしょうねぇ。
建物を見てまわらなくてもお散歩するのにいい広さと環境だなと思ったので
もっと近ければ住民登録（年間パスポート）をしたいところでした。
さて、建物探訪です。
ここで相方がぜひにと見たかったのは
フランク・ロイド・ライトの作品として有名な
「帝国ホテル中央玄関」。
池の向こうに佇む姿が最高です。
建物の内外には手の込んだ彫刻と装飾。
その美しさにはためいきしか出ません。
施されている細工のひとつひとつを見ていたら
ここだけで時間切れになってしまいそうなほど。
わたしたちは北口から入ったので
最初に見た建物がこの帝国ホテル中央玄関だったのですが
正直に言って、今日はもうこれを見ることができただけで
満足だと思ってしまいました(笑)
あとはおまけっぽくなってしまいましたが…
わたしが好きなのは教会。
なぜか心が落ち着くんですよねぇ。
ここでは、
「聖ザビエル天主堂」
「大明寺聖パウロ教会堂」
「聖ヨハネ教会堂」
を見ることができます。
なかでも「聖ヨハネ教会堂」は
朝ドラ「エール」の撮影をした場所だったので
「あのシーンはここで撮ったんだなぁ」
と、ドラマのことを思い出しながら見ていました。
あと、印象的だったのは
「金沢監獄中央看守所・監房」。
一般人はなかなか訪ねることがない場所なので
その構造とか、独房の様子とか、興味津々で見て回りました。
ほかにもたくさん興味深い建物があって
とても一度では消化しきれない分量でしたねぇ。
それに、「明治村に行くなら牛鍋を食べておいでよ」
と真花さんに言われてたのに、暑さで食欲を失ってしまい
食べることができなかったのが心残り。
いつかまた改めて訪れたい場所になりました。
