井上です。日経新聞「人生100年の羅針盤」内「デジタルレスキュー」というコーナー執筆を担当しています。今回のテーマは「スマホでSOSを発信」。事故にあったり、病気で倒れたりしたとき、スマホで助けを呼ぶ方法を解説しています。
スマホには「緊急SOS」という機能が搭載されていて、それを使えば簡単な操作で警察や救急、消防などに通報できます。「電話で119にかけるだけじゃん」と思われるかもしれませんが、いざというとき、なぜかそれができなくなることも。実際、私も「あれ、119番って何番にかければいいんだっけ」という笑い話みたいな状況になったこともありました。
どういう操作をすればいいかは、設定アプリの「緊急SOS」を見れば確認できます。細かい設定もできるようになっています。
わたしは健康だから、まだ若いから……と思っていても、いつ何時なにが起きるかわかりません。若くして命を落とされた方の中に「この機能を知っていれば……」というケースもありました。自分の命を守る方法として、今一度ご確認ください。