井上です。日経新聞「プラスワン」(12月26日号)の「買い物上手」を執筆しました。テーマは「いざというときの非常トイレ」です。
阪神大震災や東日本大震災の記憶が蘇るこの時期、おのずと防災意識も高まります。これを機に防災グッズを見直す人も多いかと思います。そのとき、ぜひ気に留めておいていただきたいのがトイレ問題です。
災害時、電気や上水道、下水道が止まるとトイレが使えなくなりますが、それなら我慢すればいい……というものでもありません。無理に我慢することで体に影響がでることも。たとえば水分摂取を控えると脱水症状やエコノミー症候群、誤嚥性肺炎などが起きやすくなり、場合によっては命を落とすことにもなりかねません。
そこで今回は、トイレ問題を解決する4つの製品をご紹介しました。災害時はもちろん、年末年始のロングドライブで渋滞に巻き込まれたときも役に立つかもしれません。
記事で紹介した製品は、以下の通り。個人的には、女性でも座らずに用が足せる「Chiicup」がヒットでした。保管場所もとらないので、1セット用意しておこうと思います。
トイレに取り付けて使う非常用トイレ
和式トイレに設置する組立便座。これがあれば袋式トイレが設置可能に
排せつ物を熱圧着で1回ごとにミップできる高機能タイプ