【防災】いざというときの非常トイレ

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井上です。日経新聞「プラスワン」(12月26日号)の「買い物上手」を執筆しました。テーマは「いざというときの非常トイレ」です。

阪神大震災や東日本大震災の記憶が蘇るこの時期、おのずと防災意識も高まります。これを機に防災グッズを見直す人も多いかと思います。そのとき、ぜひ気に留めておいていただきたいのがトイレ問題です。

災害時、電気や上水道、下水道が止まるとトイレが使えなくなりますが、それなら我慢すればいい……というものでもありません。無理に我慢することで体に影響がでることも。たとえば水分摂取を控えると脱水症状やエコノミー症候群、誤嚥性肺炎などが起きやすくなり、場合によっては命を落とすことにもなりかねません。

そこで今回は、トイレ問題を解決する4つの製品をご紹介しました。災害時はもちろん、年末年始のロングドライブで渋滞に巻き込まれたときも役に立つかもしれません。

記事で紹介した製品は、以下の通り。個人的には、女性でも座らずに用が足せる「Chiicup」がヒットでした。保管場所もとらないので、1セット用意しておこうと思います。


トイレに取り付けて使う非常用トイレ


和式トイレに設置する組立便座。これがあれば袋式トイレが設置可能に

Chiicup
女性でも座らずに用が足せる携帯トイレ


排せつ物を熱圧着で1回ごとにミップできる高機能タイプ

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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