【車旅】 市販のベッドキットを導入

バンワーク

マイカはハイエースを移動事務所として使っています。ハイエースは、用途によって4、1、3、2という4つの登録ナンバー区分がありますが、マイカのハイエースは貨物車登録されているため4ナンバーがついています。

4ナンバーは毎年の車検が義務づけられていますが、これが結構大変。車検の際には荷室は空にしなければならないため、DIYしたベッドやギャレー、ポータブル電源、冷暖房機器、家電、収納用の箱などを全て下ろすことになります。特に面倒なのが、DIYしたベッド。これまでは車検のたびにベッドを分解し、車検後に組立て直すようにしていました。

この作業を少しでも楽にするため、ベッドの土台を分解しやすいように作るなど工夫はしましたが、それでもやっぱり面倒。そこでディーラーに「土台だけでも載せたままにできないか」と確認したところ、「ネジ止めされていれば下ろさなくてもいい」と回答を得ました。そこで今回、ハイエース用として販売されているベッドキットを導入することに決めました。

※ディーラーによって受け入れる条件などが違う可能性もあるので、ベッドキットを購入する際は、一度、利用されているディーラーに確認をとった方がいいと思います。

購入したのはベッドキット専門店「ヒョーグ」(https://www.hyog.net/)のベッドフレームと補強バー6本。ベッドフレームは2万5300円(DX用)と比較的安価で、必要な本数の補強バーを購入すれば、DIYで作った畳をそのまま使用できます。

実際に設置してみたところ、特に難しい作業はなかったので、導入のハードルはさほど高くないと感じました。高さを変更できるため、使い方にあわせて調整できるのも魅力です。僕は、座ったときに頭が天井に着くと嫌なので、一番低い位置に設定しました。荷物をたくさん積みたい人は、高さを高めに設定してベッド下の収納スペースを広げるという手もあります。キャンプや車中泊をメインにしたい場合、こちらの方が使い勝手がいいかもしれません。

マットが附属しているベッドキットは比較的価格がお高めですが、フレームだけ導入するのであれば、ベッドフレームと補強バーを購入し、その上に板材を載せれば完成します。板材を選べば、フローリングっぽい室内を作ることもできるでしょう。

秋葉 けんた

秋葉 けんた

IT系のライティングを担当。 書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。●これまでの主な仕事 PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。●連絡先 メール:kenta@office-mica.com

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