秋葉です。これまでChatGPTやGemini、Claudeなど、さまざまな生成AIをご紹介してきましたが、今回は法人ユーザー向けの生成AI「Copilot for Microsoft 365」について紹介いたします。Microsoftの制限があるため、他の生成AIと比べると使い勝手が違いますが、上手く活用すれば便利なツールになります。今回は特に、プレゼンテーション作成機能に焦点を当てていきます。
「Copilot for Microsoft 365」でプレゼンテーションを作成する場合、やることはほとんどありません。PowerPointを起動し、Copilotに「●●のプレゼンテーションを作成して」と指示すれば、その内容に応じてプレゼンテーション資料を自動生成します。
試しに「SDGsに関するプレゼンテーションを作成して」と依頼すると、「SDGsとは何か」「17のSDGs」「SDGsの重要性」「SDGsの取り組み」「SDGsの達成状況」「SDGsの未来」などのページが作成されました。また、それぞれのページを解説するためのノートも作成されます。
Microsoft 365ユーザーであれば、Wordなどであらかじめ作成した企画書やドキュメントを元にプレゼンテーションを作成することも可能です。
もちろん、Copilotが生成したプレゼンテーションがそのまま使えるとは限りません。ハルシネーションなどの問題があり、確認する必要があります。しかし、そのプレゼンテーションをモックアップやアイデア出しの素材として活用することで、従来アイデア出しに多大な時間を要していた作業が大幅に効率化されます。
Copilotは進化の途中なので、これからより便利になっていくでしょう。今後、Copilotをいろいろと試していきます。