広島は造船所が多く軍事施設もあることから
戦争遺跡が多く存在しています。
今回はそのなかのひとつである砲台山(三高山)の
砲台跡を観にいきました。
おそらく、好んでここへ足を運ぶ人は多くなくて
敷地内はほどよく?廃墟感が漂っています。
「ラピュタの世界のようだ」と言われるのがよくわかります。
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この場所は敵が来るのを見張ったり、
攻撃するためだったりするので当然なのですが
まあまあな山の上にありまして。
だから眺めはとてもすばらしいんですけど、
ここまでどうやって資材を運んでこれを造ったんだろうか、とか
ここで任務にあたっていた人たちは
どんなふうに過ごしていたのだろうかとか
当時のことを想像すると頭がクラクラしてきます。
(お城などを観に行ってもそんなふうに思います)
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ちなみに。
わたしはマイカとご縁のある岡部さんの著書「目でみる日本史」を
事前に読んでからここへ来ていました。
この本のコンセプトは「歴史上の人物が見た風景を見に行くこと」
ということなので、現地に行ったときに
「かの人はここでどんなことを感じていたのだろう」
と思えるようになっていると思うのですが
わたしとしては「岡部さんもここにいらしてたのかぁ」
と思いながらの訪問となりました(笑)
岡部さんの「目で見ることば」シリーズは
どれもとても興味深いものなので
本屋さんで見かけたら手に取ってみてくださいね。
江田島にはほかにも立ち寄りたいところがあるのですが
今回はタイムアップ!
日が傾き始めたので今日のお宿を目指します。
■江田島市観光協会
https://etajima-kanko.com/view