広島の夜は更けて

レビュー&コラム

この日訪れたのは呉市にある昨年オープンしたばかりのお宿。
お部屋にはテーマカラーがあり、
その色の名前がお部屋の名前になっているんだそうです。
洋室だけど和風の趣があってとても落ち着きます。

荷物を置いてひといきついたら夕食のためのお店探しです。
少し歩くと大きめの商店街があるので
このへんで見つけられそうかな。
ホテルでもらったガイドマップ(お店の紹介もある)を見ながら
どこがいいかなぁとウロウロして、
「たいちゃんIII」というお店に決めました。

そう、広島といえば、お好み焼きなのです!

小さなお店で、鉄板を囲んだカウンターのほかに、
2人席がひとつと、奥にお座敷。
先客さんの様子をうかがうと地元の人に愛されてる感じがしました。

まずはハイボールと、焼き物を。
マスターのおすすめだったアスパラガスと
広島名物の牡蠣を注文しました。
んー、おいしい!

じゃあ、次はお好み焼きにしようかと思っていると
隣のおじさんが「ひとりでは食べきれないから」
と、たまねぎ焼きの半分を分けてくださいました。
このたまねぎは大将が畑で育てているものなんですって。

このおじさん、今は東京にお住まいのようだけど
長年のご常連さんだそうで、いろいろとお話を聞かせてくれました。
こういったカウンター席ならではの交流も楽しいですね。

さて、メインのお好み焼き!
自宅でも再現できるように
大将の手元をじっくりと見ていたんですが
けっこう雑な感じで ザッザッと大胆に作っていくんですよね。
なのに!食べてみたらおいしいんです!
わー、どこにこのおいしさのコツがあったんだろう。

さすが、本場のお好み焼き。
と唸るしかありませんでした。

すっかり満足してホテルに戻ると
「カフェラウンジでドリンクを1杯サービスしていますので
 よかったらいらしてください」
と案内されました。

わたしたちは食後のデザートにアイスを
お部屋で食べるつもりでいたんですが
せっかくお招きいただいたのでそれをお部屋においてラウンジへ。

お酒のラインナップは瀬戸内にこだわったものが多くありました。
わたしは、広島のレモンを使ったリキュールをロックでいただき、
お好み焼きで口の中がソースの味になっていたのが
すっきりしてよかったです(笑)

■入船の宿 無垢
 https://hotel-muku.jp/

■たいちゃんIII
 https://tabelog.com/hiroshima/A3404/A340401/34008303/

河村 佳子(かわむら かこ)

河村 佳子(かわむら かこ)

あるときはメイド。またあるときはバドガール。バリバリと仕事をこなす真花社長の目を保養するためにマイカに入社。色物担当。本業は管理部門。総務・経理の仕事を担当している。●これまでの主な仕事 短大卒業後、金融系の職に就くものの阪神大震災に遭い転職。 大阪で不動産会社に入社し、独学で宅地建物取引主任者の資格を取得。その後、華麗なる転身を試みるべく上京。設立して間もない会社に携わることが多かったので、総務的な社内整備を得意とする。●連絡先 メール:kako@office-mica.com

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