【秋葉の気になるニュース】 2024-07-25 編

気になるニュース

秋葉です。このコーナーでは秋葉が最近気になった記事を紹介していきます。テクノロジーやハイエース、ガジェットなどさまざまなカテゴリの記事を紹介して行く予定です。

まずはこの記事から。

「天然記念物」奈良のシカを叩き、蹴り上げる 動画が拡散、公園管理する県が見解「不適切な行為」(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース

詳しい内容は上記URLから確認いただくとして、内容をAIで要約するとこんな感じです。

  1. 奈良公園で若い男がシカを叩き蹴る動画が拡散し、批判の声が上がっている。
  2. シカは天然記念物のため、この行為は文化財保護法違反の可能性がある。
  3. 県の奈良公園室は「不適切な行為」とし、パトロールや看板設置で注意を促している。

特に注目したのが下記の部分。

公園事務所の職員が公園一帯をパトロールしており、不適切な行為を見つけると指導しているという。また、不用意にシカに近づいたり、シカせんべい以外のエサを与えたりするのは止めるよう、看板を40か所に立てて注意を促していると説明した。

多くの人は、奈良公園の鹿は神の使いだと知っているし、それを知らなかったとしても、奈良の鹿が天然記念物だということを知っているはず。鹿に対して暴力を振るうという行動には、なんとなくタブー感がありますよね。そもそも、野生動物に対して意味なく暴力を振るうということ自体にタブー感がある気もしますが……。

しかし、中にはそういった感覚がなくて、暴力を振るう人がいるのでしょう。

タブーやマナー、空気感や前提知識、背景知識、予備知識などの有無や感覚の違いから、トラブルが起きることがあるのではないかと想像します。

そういえば、最近は富士山に軽装で登山して体調を崩したり、死亡したりする事故が起きています。また、山小屋を予約せずに登山道で仮眠する人がいると報道されています。これも、そういったトラブルの1つだと思います。

ぼく自身は山登りもしませんし、富士山登山をする予定もないので、強行登山や登山道での仮眠のリスクについては正確にはわかりません。そこでperplexityで調べてみたら、下記のような回答がでました。


強行登山(弾丸登山)の問題とリスク

問題点

  • 山小屋での休憩を取らない: 弾丸登山は、山小屋での休憩を取らずに一気に山頂を目指す方法です。これにより、登山者は十分な休息を取ることができず、疲労が蓄積します。
  • 登山者の急増: 新型コロナウイルスの制限緩和により、登山者が急増しており、山小屋の予約が取りにくくなっています。このため、弾丸登山を選ぶ人が増えています。

リスク

  • 高山病: 高山病は、血中の酸素濃度が低下することで発症します。弾丸登山では急激に高度を上げるため、高山病のリスクが高まります。主な症状には頭痛、めまい、吐き気などがあり、重症化すると非常に危険です。
  • 低体温症: 富士山の夜間は夏でも非常に冷え込むため、適切な装備がないと低体温症になる可能性があります。特に弾丸登山者は軽装であることが多く、リスクが高まります。
  • 疲労による事故: 十分な休息を取らないため、疲労が蓄積しやすく、転倒や滑落などの事故が発生しやすくなります。

登山道での仮眠の問題とリスク

問題点

  • 登山道の混雑: 登山道で仮眠を取る人々が増えると、道が塞がれてしまい、他の登山者の通行が妨げられます。これにより、登山道が渋滞し、緊急時の対応が難しくなります。
  • 安全性の低下: 登山道で仮眠を取ることは安全ではなく、特に夜間は冷え込むため、低体温症のリスクが高まります。また、仮眠中に体調が悪化する可能性もあります。

リスク

  • 低体温症: 山中の夜間は非常に冷え込むため、適切な装備がないと低体温症になるリスクがあります。特に仮眠を取る場合、体温が下がりやすくなります。
  • 高山病: 高度が高い場所で仮眠を取ると、高山病のリスクも高まります。仮眠中に症状が悪化することもあります。
  • 混雑による事故: 登山道が混雑すると、転倒や衝突などの事故が発生しやすくなります。また、緊急時に迅速な対応が難しくなるため、救助活動にも支障が出る可能性があります

結論
富士山の強行登山や登山道での仮眠は、多くの問題とリスクを伴います。これらの行為は高山病や低体温症などの健康リスクを高めるだけでなく、他の登山者の安全にも影響を及ぼします。安全で快適な登山を楽しむためには、計画的な登山と適切な休息が不可欠です。


本人のみならず、周りの人も危険に巻き込む行為だということが分かりました。

もし知識がないということが原因の1つであれば、まず必要な情報を知ってもらう方法を考えてみるのもいいかもしれません。たとえば知床自然センターのように、有料のレクチャーを受けたり、ガイドツアーでなければ奈良公園に入れない、富士山には登れないとすれば、トラブルは改善されるかもしれません。

しかしそうなると、富士山や奈良公園に関所みたいな施設が必要になるということに。同様なトラブルが起きているところ全てに関所を設けると、生活しづらくなりそうな気がします。そう考えると、それもなかなか現実的な解決策ではない気もしてきます。

こんなふうにいろいろ考えてはみましたが、問題行動を起こす一部の人達のために問題行動を起こさない大部分の人達が面倒なことになる、というのもおかしい気がしてきました。一方で、問題行動自体が、大部分の人達にとって迷惑な訳で。

なかなか難しいですね。

秋葉 けんた

秋葉 けんた

IT系のライティングを担当。 書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。●これまでの主な仕事 PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。●連絡先 メール:kenta@office-mica.com

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