北海道旅行の2日目は、富良野に向かいました。富良野といえばラベンダー畑ですが、その話はこちらの記事に書きましたので、興味のある方はご覧くださいね。
店に着いたのは開店30分前でしたが、すでに6人ほど並んでいました。さすが人気店。並んでいたのは近くにお住まいの方々のようでしたが、待っている間、ずっと野生の熊の話をされていました。新聞やテレビではよく熊の話題を耳にしましたが、現地で聞くと臨場感がすごすぎて……(ぶるぶる)。
11時半になって店が開くと、ぞろぞろと中に入ります。客席はかなり多めで、並んでいた人に加え、あとから入ってきた人もすぐに座って注文されていました。
私たちがオーダーしたのは、この店の看板メニュー「和牛ローストビーフ丼」(2200円)。まずは、この写真をご覧ください。いわゆる「ローストビーフ」とはかなり趣が違った牛肉がごはんの上に乗っています。一切れつまんで口の中に運ぶと……あっという間に溶けてなくなってしまいました。まるで生肉を食べているような感覚です。よく「美味しいものはすぐになくなる」と言いますが、まさにその通り。運ばれてきた後、秒でなくなってしまいました……。
今でも、この写真を見るだけで、涎が出てきそうです。いやあ、本当に美味しかった! 熊本の阿蘇で食べたいまきんの「あか牛丼」も相当美味しかったけど、私的にはくまげらのほうが評価が高いかも。北海道では数々のご馳走に出会いましたが、そのなかでもトップの座を争う程の美味しさでした。現地に行く機会があれば、ぜひ一度食べてみてください。