秋葉です。先日、車で秋田県まで足を延ばし、男鹿半島にある「なまはげ館」に行ってきました。秋田と言えば「ナマハゲ」ですよね。大晦日に「怠け者はいねが。泣く子はいねが〜」と村を練り歩く、あの怖い顔の神様たち。存在は知っているものの、どういった風習なのかよくわからない。実は、そんなナマハゲを体験できる施設があるんです。
なまはげ館に併設されている「男鹿真山伝承館」では、ナマハゲの風習を実際に体験することができます。体験してみて驚いたのは、ナマハゲの可愛さ。確かに最初は怖いんです。雨戸をどんどん叩いて訪問するし、動きが激しくて大声で叫ぶ。荒くれ者の代表みたいな感じです。
でも、よく見ると…
- 事前に訪問の連絡をしてくれる
- 家主の話をちゃんと聞いている
- ちょこんと座ってお膳を食べる
- お酒を飲むとご機嫌になる
実は、ユーモラスで可愛い一面もあるんですよ!
しかもナマハゲは、すごいんです。その家の問題点を指摘し、改善を約束させるんです。体験では、「若夫婦が毎晩カラオケを楽しんでいるから、朝が遅い」と指摘していました。悪い子だけじゃなくて、悪い大人もきちんと見ているんです。ご近所として指摘しにくいことも、ナマハゲなら許されるようです。
怖いイメージしかなかったナマハゲですが、実際は村の絆を深める大切な存在なのだと感じました。
みなさんも機会があれば、ぜひ「なまはげ館」に足を運んでみてください。きっと新しい発見があるはずです!