井上です。9/23発売の日経パソコン第2特集で「デジタル時代の遠隔支援」という記事を書きました。この記事では、遠く離れて暮らす高齢の家族を見守るため、デジタル機器を活用する方法を紹介しています。
おもしろいことに、この企画に関わったライターおよび編集担当全員がまさに遠距離介護中で、しかも全員一人っ子! 兄弟にも頼れず、この先どうやっていけばいいか…と頭を悩ませていたんです。そんなわけで、これまで以上に力いっぱい頑張った記事でした。そんな私たちの情熱も感じていただければ幸いです。
企画に取り組む前に、遠隔支援を行う上での課題、気を付けるべきことなどを時間をかけて考えていきました。IT技術に関する知識はありますが、介護に関しては全くの素人ですから、経験されている方や識者の方のお知恵を拝借しなければなりません。
私が担当したのは、最後のページ「専門家が語る遠隔見守りのポイントと限界」です。ここぞとばかりにいろんな方々のお話をたっぷり聞かせていただきました。この記事を担当することで一番得したのは、たぶん私だと思います。この先、遠方で暮らす90歳の父をどう見守っていけばいいかイメージがつかめた気がします(実際、この夏にiPadを設置し、自動受信設定をしてきました。これで毎日顔を見ながら話せます)。
おそらく同じような悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃると思います。この記事が、そんな方の一助になれば幸甚です。