「炭焼きジンギスカン いし田」で誕生日を祝う

グルメ

名称:炭焼きジンギスカン いし田
住所:北海道札幌市中央区北一条西8丁目2-9 丸二羽柴ビル 2F
最寄り駅:JR札幌駅
電話番号:011-252-9708
営業時間:11:00~23:00(L.O. 22:00)
定休日:不定休

「炭焼きジンギスカン いし田」は、北海道札幌市の中心部に佇む店。「いし田」の最大の特徴は、北海道士別サフォークを牧場から一頭買いしている点でしょう。

北海道の大自然の中で育った純粋なサフォーク羊は、実は大変貴重な存在。黒い顔が特徴的なこの品種は、肉用種として最高の評価を受けています。しかし、その生産量は非常に少なく、ジンギスカン発祥の地と言われる北海道でさえ、なかなか食す機会のない珍しいとか。

私が「いし田」を訪れたのは、秋葉さんの誕生日を祝うため。6月29日、私たちは札幌に滞在していました。特別な日にふさわしい料理を求めて街に繰り出した私たちは、地元の人々に評判の「いし田」にたどり着いたのです。

店内に足を踏み入れると、炭火で焼かれる羊肉の香ばしい香りが私たちを出迎えてくれました。せっかくの誕生日なので、奮発して「サフォークセット」を注文。ランプ、肩ロース、ミスジ、カルビ、サーロインなど、様々な部位が運ばれてきます。店主の助言に従い、最初は塩すら付けずにさっと炭火で焼いた肉を口に運びました。その瞬間、肉本来の旨味が口いっぱいに広がります。こんな味は、食べたことがありません。

コースの途中で提供される新鮮な野菜も絶品でした。農場から直送されたという野菜は、みずみずしさが際立ち、肉の濃厚さを見事に引き立てています。秋葉さんは終始満面の笑みを浮かべながら「こんな美味しいジンギスカン、初めて食べたよ」と何度も繰り返していました。誕生日を祝うにふさわしい、最高の晩餐となりました。

「いし田」は単なる食事の場ではなく、北海道の食文化を最高の形で体験できる特別な空間です。新鮮な地元食材と熟練の技が織りなすサフォークを使ったジンギスカンの味は、きっと生涯忘れることはないでしょう。札幌を訪れた際は、ぜひこの名店で貴重な食体験をお楽しみください。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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