松屋の伝説的メニュー「シュクメルリ鍋」が期間限定で復活!

グルメ

松屋が2025年1月28日より、期間限定でシュクメルリ鍋の提供を開始しました。実はこれ、2000年に初登場して以来、松屋の復刻メニュー総選挙で第2回、第3回と連続で1位を獲得した伝説級のメニューなんです。

シュクメルリとは、世界一にんにくをおいしく食べるための料理といわれているジョージア国の伝統料理。やわらかな鶏肉をガーリックの効いたホワイトソースとチーズで煮込んだ一品で、松屋版ではレッドチェダーやゴーダ、モッツアレラチーズをブレンドしたチーズを使用しています。また、サツマイモが入っているのも松屋のオリジナルアレンジです。

私はこれまでシュクメルリを食べたことがないどころか、存在すら知らなかったので、実際に食べてみることにしました。松屋に入ると、食券機があり、そこで注文します。価格は、サラダがついた「シュクメルリ鍋定食」が1,100円、サラダなしの「シュクメルリ鍋」が1,000円。どちらのメニューにも味噌汁とごはんが付いてきます。

運ばれてきたシュクメルリは、まるでホワイトシチューのよう。この写真ではわかりにくいかもしれませんが、鍋の下には火がついた固形燃料が仕込まれていて、ずっと鍋を温め続けています。鍋の表面は、まるで地獄の釜のようにグツグツと煮立っています。この料理、猫舌のひとにはちょっと厳しいかも…。

実際に食べてみると、味は少し濃い目で、ごはんがどんどん進んでしまいます。お行儀は悪いかもしれませんが、途中からスプーンで少しだけすくってごはんにかけて食べてみたところ、最高でした。口の中は熱さでハフハフですが、チーズとにんにくのコンビネーションが素晴らしく、スプーンを口に運ぶ手が止まりませんでした。

具はとても大きめで、鶏肉がたっぷり入っています。さつまいもも大きめにカットされているため、なるべく小さくして食べることをおすすめします。そのまま食べると、確実にやけどしますから。チーズの量もたっぷり多めで、全体にボリューミーでした。私はランチタイムに食べましたが、夜になってもお腹が空かないほど。ちなみに、にんにくの量も多いため、人と会う予定がある方は食べないほうがいいと思います。私の場合、夜までずっとにんにく臭が抜けませんでした…。

気になっている方は、ぜひ一度お試しを。期間限定とありましたが、いつまでなのかは明記されていませんでした。どこかに情報がありましたら教えていただけると嬉しいです。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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