お寿司と言えば、基本はお醤油をつけていただくもの。なかには塩やレモン、甘タレなどをつけるものもありますけどね。
今回訪れたお店は、すべてのネタにさまざまなオイルとさまざまなお塩を組み合わせていただくというものでした。
合わせるお酒もワインが多め。どうやらこれはイタリアンのシェフが考案したスタイルのようです。
なるほど！ イタリアンならカルパッチョとしてお魚をオイルとお塩で食べますもんね。
ガリに代わるものもセロリのピクルスでした。
今回はお寿司だけのランチを選びましたが（サラダ、ふのり汁つき）、すべてをオイルとお塩でいただくのってどんな感じかしらと思っていたらこれがとても素敵な組み合わせで、素材の味をしっかりと感じられるおいしいお寿司だったのです。
「オイルとお塩」とひとくちに言ってもそれぞれのネタに合わせてその組み合わせが考えられているので、味と香りに変化があって、食べ進めるほどにネタも味付けも濃厚な印象になっていき、最後まで全然飽きずにいただけました。
ほかにもお寿司＋パスタというメニューもあったのでやっぱりイタリアンのお店なのですね。ちょっと試してみたいところですが、でもやっぱりお寿司を食べに行くときはお寿司だけのほうがいいかなぁ。
久しぶりに「またお邪魔したい」と思えるお店に出会えて満足でした。
