「推し活」大研究(日経エンタテインメント!)

書籍・雑誌

井上です。3月10日発売「日経エンタテインメント!」の「推し活」特集記事の執筆と編集をお手伝いいたしました。
最近よく耳にする「推し活」という言葉。単なる流行りではなく、実は「1兆円規模」の大きな市場へと成長していることをご存知でしたか? 某メーカーの担当者によると、今や押しも押されもせぬ一大ビジネスとなっているのだそうです。

推しの対象は実に多様化しています。アイドルや著名人はもちろん、アニメ、スポーツ、ゲーム、キャラクターなど、とにかく「好き!」と思えるものなら何でも推しの対象となり、そこから推し活が始まります。

今回の仕事を通じて感じたのは、推しとは「育てる」「応援する」という気持ちが強く表れるもの。これが一般的なファンとの違いなのかもしれません。

この特集では、全国延べ18万人を対象にした調査から「推している」と回答した人数で上位300位に入ったエンタテインメントブランドを、年代別や支出額、密着度など様々な視点から分析しています。調査をもとに作成されたマップは、老眼の方には厳しいほど緻密で濃密な内容となっており、これを見るだけでも価値があります。

私たちが執筆を担当したのは「推し活グッズ最新事情」というコーナー。おなじみのうちわ以外にも、推しぬいを入れるポーチや祭壇作成用の収納グッズ、徳を積むためのお浄めグッズなど、多様な推し活グッズをご紹介しています。

最近の推し活事情を覗いてみたい方には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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